子音を分類すると、実に様々な種類があり、分類方法によっても細かくわかれています。
子音を、『音』の種類としておおまかに分類すれば右のようになりますが、もともと子音は、母音と組み合わせなければ『音』として形になりません。 なので、 むしろ「発声」の方法として分類されることの方が多いかもしれません。
子音には有声の子音と無声の子音があります。ごく大まかな定義として、有声の子音は声帯振動を伴う子音であり、無声の子音は声帯振動を伴わない子音であると言っても良いでしょう(例外はありますが)。
破裂音、破擦音、摩擦音および側面摩擦音には有声音と無声音があります。
無開放閉鎖音はそもそも音を発しないので無声音です。
その他は、通常、有声音のみとされますが、はじき音およびふるえ音は無声的な発音も可能であり、実際にそのように発音されることがあります。
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・清音
⇒(か行・さ行・た行 ・な行・は行・ま行・ や行・ら行・わ行)
・濁音
⇒(が行・ざ行・だ行 ・ば行)
・半濁音
⇒(ぱ行)
・鼻濁音
・撥音⇒(ん)
・促音⇒(っ)
・長音⇒(ー)
・拗音
⇒(きゃ・きゅ・きょ 等の、仮名2文字 で表す音)
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子音の種類 |
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